お墓がある幸せ

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秋分の日。

朝6時15分頃にお墓参りに出発。
さすがに他には誰もいなかったわ~。

ご先祖さまのお墓は
私の祖父が初代として建てられましたが。

辺りを見渡すと他の墓所には
何代も続いているお墓が結構あります。

それは日本が平和で安定し続けている
からこその賜なのですよね。

だって外国では国が安定しなかったり
民族が入れ替わり立ち替わりを繰り返して
お墓を建てても守り伝えることが難しいのですから。

お墓があるって幸せなことですね。




先祖伝来の墓所を穢土のごとく誤解して、
墓参を忌み嫌いて愛着なく、
自家の祭祀を閑粗に付して平然たる
如き者が往々見受けるが、
彼輩の不敬不孝は免れ得ぬことを感悟すべきである。

墓は現世の終身の後に
屍を埋蔵し以って万代に伝うる所である。

人の在世は短くして過去は長い。
故に其の短き在世中には殊更に
孝行を尽すべきこそ肝心であり、
また子孫代々のもの懈怠なく敬礼し
生死共に礼祭を怠るべきものではない。

人生僅か数十年・長くとも百年内外に
過ぎずして死無きことを能わず、
又万物形状あるものは悉く滅亡するは
天地正理の免れ得ざるところである。

墓所を破却し或は不敬俗穢の地となす時は、
当家の運勢は段々と衰微し望高進栄の障害と
なりて諸不祥災厄に苦呻する。

或は墓所を不敬にして祭祀せずに放置しても、
一時的の順運幸栄をあることがありと雖も、
多くは其の身一代にして尽きて衰微に向かい、
三代及び至数代を出でずして墓所の在所を失い、
遂には家系族の断絶を招くに至るものである。

例え貧家なりと雖も、
先祖伝来の墓所を重祠して、
掃除礼祭勤行怠らざるときは、
よく不祥災厄より免がれ得て、
家運永代尽くることなく子孫の伝統
極まりないのである。

若し疑念あるならば諸家の墓所と
其の子孫の家政とを探求して見られよ。
必ず諸々の現証に慄然と合点ゆくのであろう。





「安鎮神法総説・紫龍仙道人著 山雅房出版」


ちなみに私は上記の本を参考にして
お墓参りをしていますm(_ _)m。




by maimaigohan | 2014-09-23 16:01 | ご先祖さま
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