新茶の季節

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新茶の季節ですね♪

なので先日読んだ本「茶の世界史・角山 栄 著・中公新書」を。
お茶好きなわりには、お茶の歴史ってあまり知らなくて手に取ってみました。

緑茶・中国茶・紅茶・コーヒー・カカオと
世界で飲まれている飲料の歴史が語られています。

一番驚いたのは、紅茶の歴史は日本の茶道が原点だったこと!

日本の茶道に衝撃を受けた外国人のその後の奮闘振りは、
歴史を大きく動かしていきます。
いやもう、お茶が世界を動かしているとしかいいようがありません。
すさまじいです。。。

おかげでお茶を飲むとき感慨深いものが湧いてきます~。

私の曾おじいちゃんが明治初期の時代にお茶を作っていたのですが、
明治20年頃には日本のお茶産業が衰退していくのですよね。
やはり曾おじいちゃんもその頃、お茶だけの事業が上手くいかず、
職を変えるのですが、それが本の中の時代と符合しているので、
なるほど~と思ったり。

なぜ日本のお茶が世界から衰退していったのか。
ようするに味が合わなかったのですが。
でも現代は世界中で(味はともかく)日本茶ブームだそうです。
わからないものですね。

明治の時代の人も現代の私も。
「緑茶に砂糖とミルクを入れて飲むのが分からない!!」
日本人です。

あっ、抹茶アイスとか抹茶系のスイーツは大好きですので♪


この本を読んでから日本茶・緑茶がもっと好きになりました^^。
by maimaigohan | 2011-05-09 14:13 | 読書
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